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2006年11月02日

造園業って・・・

「造園業って脚立に登って庭木の剪定をしたり、庭を造ったりするんですよね」
って言われる。まあ簡単に言えばそうですが、造園ってそんな一言では言い表せない程、多種にわたる仕事をしなければならないんです。

 例えば庭作りひとつにしても、石積み、石貼り、レンガ積み、ブロック積み・・・ブロック積んだら左官工事その後、塗装工事。庭園灯やライトアップ灯の電気配線工事や庭池、散水栓の給排水設備工事、その他、ウッドデッキ等の大工工事や型枠工事、舗装工事・・・・・ここら辺でやめよう(^-^;
そういった過程の経て植木や花を植えてやっと庭が出来上がります。いわば小さなゼネコン(総合建設業)って感じか?

 こんなに様々な工種をこなさなければならない職種って他には無いんじゃないかな。工種が多いって事はそれだけ扱う材料の種類も多いってことです。
私も造園の仕事に携わって8年になりますが、その中でやった工種、扱った材料なんて、ほんの一握りにすぎないでしょう。

 もちろん無数にある樹木や草花といった「生き物」を相手にする仕事ですから、樹木の種類に限らず個々の特性や害虫、病気などの症状といった「農業」的感覚と、お客様が納得のいくセンスも養っていかなければなりません。

 多くのことを学ばなければならない造園業ですが、人間は・・・特に造園業では、歳を重ねるにつれて「今までの経験」という枠にとらわれて「型」にはまった仕事をしてしまいがちになるといわれています。もちろんその「型」は単体で見ればすばらしいものでしょう。
しかし、人の要望は千差万別、時代と共にその要望も変わっていきます。「型」はあくまで「base]としなければならないんだろうと思います。私は日本情緒を大事にしながら、日々新しい感覚も取り入れて行きたい。
 
 その為には、毎日の時間、一つ一つの違う経験を大事にしながら、研ぎ澄まされた感覚や目を養って行くと同時に多くの意見に耳を傾けなければ・・・・・・・あー気が重くなってきた。face07

そう考えるとブログって普段聞けない、知らない人からの率直な意見が聞ける場だし、いろんな専門家の経験と技が聞きだせる場ですね。本当にすばらしいです。
 まあー今のところなかなか更新できない私ですが、皆さんの投稿はしっかり見させていただいて本当に役立っています。

「人生は死ぬまで修行である」・・・・この先は長くて短い。今日はおやすみなさい(´-`).。oO(・・・・・・・・・)   


Posted by にまた at 01:18Comments(1)